アカハラに遭ったら(作成中)

アカデミックハラスメントに関する各種機関の利用についてまとめたサイトです。

ハラスメント申立をする

TODO:外部機関の並行利用をする理由は、「大学が「教育・研究環境配慮義務違反」をしていないか(事案を揉み消そうとしたり、調査を放置しようとしていないか)外部機関のチェックを入れられるから」?


ハラスメント申立が受理されると調査委員会が開かれます。調査委員会は、

  1. ハラスメントに関する調査を実施し、
  2. 調査結果を基に、「ハラスメントの認定・不認定」「加害者の処分」「関係者間の調整」等の処置を行います。

この様な手続きを望む場合、ハラスメント申立を行うと良いでしょう。

申立時の提出書類

申立時の提出書類は次の通りです。

  • 大学所定の申立書
  • 証拠となるもの
  • 状況をまとめたレポート(必要であれば)

大学所定の申立書に加え、証拠やレポートも提出する理由は次の通りです。

  • ハラスメント申立の受理審議の段階で、「指導の際の意識の行き違い」などで済まされて不受理とならないようにするため。
  • 初めから調査に関わる資料を提出しておく事で、スムーズに調査が進みやすくなるなめ。

書類の作成にあたり、相談室の職員が提出書類を纏める事を手伝ってくれるかもしれません。

大学所定の申立書について

大学所定の申立書は、このような書類です。

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ハラスメント申立書の例(崇城大学

出典:申立書記入例 | 崇城大学

申立書は紙1枚で申立内容の記入欄も大きくない場合が多いです。 そのため、詳しくは別途レポートなどにまとめた方がよい、という事になります。

申立の受理審議

ハラスメント申立をすると、 申立の受理審議が行われます。 受理審議を行う部署は大学によって異なるはずです。 例えば、大学の人事部や、ハラスメント委員会が行うはずです。

水無月さんの場合、人事部の対応があまりよくなかったそうです。

相談室で書いた申立書は人事部に送られ、人事部がこれ以降を扱います。しかし、ここから、人事部に伝えていない個人情報を利用される、問い合わせに返信されないなど、対応が格段に悪くなりました。申立書類は受理されているのかどうか、いつ自分に聴取が行われるのかなどもわかりませんでした。また担当する部署が異なるため、相談室でもその時調査としてどの段階にあるのか、なぜ調査開始が遅くなっているのか把握が不可能な様子でした。

出典:今回の報道に出た大学で勤めています。このようなこと引き起こしてしまう組織のあり方や、報道からにじみでる保身的な動 | Peing -質問箱-

外部機関の並行利用

大学が調査を放置したり、事案を揉み消そうとする気配があれば、NPOや公共機関に並行して相談しても良いでしょう。